蒼穹の昴 |
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2007年10月14日(Sun)
蒼穹の昴
1996年の、刊行当時に読んだので、細部は忘れている。
細部、どころか、主人公の名前も、忘れていたけど、 「読んだ方が、良い本」と「読まなくても良い本」の、 分類から言うと、「絶対に、読んだ方が、良い本」とだけは、 今でも、覚えている。 浅田次郎さんご自身も、 「この小説を書くために、小説家になったのだと思う」と、 仰っているらしい。 自他共に認める、浅田次郎さんの、最高傑作なのだと思う。 続きを、先を読みたくて、往復3時間半の通勤時間を利用し、 又、就寝前にも、貪るように、読んだ。 占い師に、「蒼穹の昴」となる星に、生まれついたと言われ、 その言葉を信じて、宦官を目指し、道を切り開く。 物語の終り近くで、占い師が、 「昇っていく、星のもとに生れたわけではない」と、 「一生、不幸な星の下に生まれついた」 主人公を慰めるために、鼓舞するために、 嘘をついたと、告白をする。 目指さなければ何も始まらなかった。 小説だから、作りものなのだけれど、 主人公が、己の星を信じて、突き進む、 時代をうまく使った、壮大な「小説版プロジェクトX」 泥まみれになろうとも、目指す、が、 ポジティブな私は、気に入っている。 本屋さんで、文庫になった本を見て、 更に、お勧めの作品です。 |
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