読後感想文
でえくの娘の独り言
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2008年07月01日(Tue)▲ページの先頭へ
伊坂幸太郎さん3冊
1冊目
「死神の精度」嫌いじゃないけどねぇ〜。 死神だから、人が死んでいく話なのだけれど、読後もまあ爽やか。 でも、小説というより、映画を読んでいると言う感じだった。 まあ、映画化もされてはいるし。 2冊目 「グラスホッパー」ふうん、と、思いつつ、読む本がなく2度読んだ。 まあ、流覧?乱読だけど、嫌いであれば、いくら読む本がなくても読みはしない。 2度目に読んだ時に、 「このまま映画になる、映画化したら面白そう」と感じた。 3冊目 「チルドレン」結構好きだなと、幸せな気分で2回読んだ。 そして文中に出てきた、芥川龍之介の「しゅ儒の言葉」が気になり、アマゾンで探した。 多分「チルドレン」を読んだ人は、「しゅ儒の言葉」を、 読んでみたいなと思うようになると思う。 文中では、文庫とあったけど、文庫は見つけられない。 只今、3千円からする「しゅ儒の言葉」を、買うべきかどうかで悩んでいる。 3冊総合の感想文として、著者の性格なのか、全て読後に不快感はない。 「劇場型犯罪」と言う言葉に対して「映画型小説」全て映画と感じる。 「読んでから観るか、観てから読むか」と言う、 角川文庫か、角川映画か忘れたけれど、キャッチコピーがあった。 私は、本を読んでから映画を見ると、大抵の場合は失望が多く、 「読んだら観ない、観たら読まない」をモットーとしていた。 「死神の精度」は、見ないと思うけど、 他の作品は映画化されたら、覗いてみたい気になる。 失望感はないように思う。 因みに、「しゅ儒」のしゅが変換できない。 なっぜ?と、又途中で、違う疑問に惑わされている。
2008年06月09日(Mon)▲ページの先頭へ
「ワイルドソウル」垣根涼介
短期間のお急ぎ観光旅行であっても、行ったことのある国は、
おぼろげながら、「あ〜、あの辺か」と察する事が出来、 その国の習慣その他を、知ることが出来る。 その意味では、短期間の海外旅行も、 楽しみだけでなく役に立つと思う。 本を読んでいて、行ったことのない国や地域、特に遠い地域は、 私の中では「その他大勢」 地理も理解できずに、空回り、ピンとこない、頭に入りずらい。 「ワイルドソウル」上巻 目次の次のページに、ブラジル周辺の都市と河川の地図が出ていて、 次のページは、首都高速Nシステムの図と、 富士十回周辺の地図が出てくる。 プロローグを読み始めてから、この地図が役に立つ。 ネグロ川って、どこ?ペレンって、どこ? 知らない地域の知らない都市、河川の名前のオンパレード。 栞のように右手を地図のページにはさんで、 行きつ戻りつ、行きつ戻りつ、読み進める。 知らなかったテーマの本だけど、読んで貰う為にはの、 読み続けてもらうためには・・・、の努力なのだと思う。 著者の提案か、出版社の提案かは分からないけど、「えらい!」 本を読んでいて、挫折しそうになるのは、名前が覚えにくい、 ロシアのなんとかビッチ、覚えにくい名前が沢山出てくる本や、 系図が複雑に入り込んでいる本。 そういう時はどうするか? 名前の下に特徴を入れたり、系図を入れた自作の栞を作り、 読んでいく。 今回は、この作業がなく、読み進めた。 下巻には、日本での行動のみなので、地図は出てこない。 お陰様で、読み続けています。 予想通りに、寝不足の日々です「ワイルドソウル」
2008年05月24日(Sat)▲ページの先頭へ
川上弘美さん「風花」
ハードボイルドを何冊か続けて読んでいたら、
一休みして、少し、憩いたくなった。 カルビとカルビの間に、タン塩や、ナムルで、 舌に感じる味を変えるように、 塩カルビなら兎も角、 ベタ甘辛の下駄カルビのようなハードボイルドを読み続けていると、 ネギのたっぷりと乗ったさっぱり味のタン塩が、欲しくなる。 川上弘美さん、 何冊か読んではいるけど、すっごい!ファンではないの。 でも、「風花」は、 買おうかな、読みたいけど、どうしようかな〜と、 本屋さんに行く度に気にかかり、手に取って、 そして、置いて帰っていた。 不倫、離婚。 普通に書くと「ドッロドロ」の印象を受けるけど、 そこは「川上弘美さん」 てれれれ〜れ、れんれれん♪てれれれ〜れ、れんれれ〜♫ ドラマ「大奥」のような、愛憎劇にはならない。 絵に例えると「色鉛筆画」色鉛筆で描いた花の絵のように、 淡く、さらさら、さらさらと、物語は流れて行く。 人を好きになるのは良いことだと、恋愛、恋をしなさいと、 世の中は囃し立てる。 でも、結婚すると、他の人を好きになってはいけないのよね、 恋をしてはいけないと、言われることになる。 当たり前のことだけど、そうだったと、思いだした。 結婚前と、結婚後で、恋愛に対する是非が変わる、 遠い目で人の恋愛を見ている私でも、 不条理じゃないかなとも思うけど、ね。 「恋をしたんじゃなくて、恋におちたんだ」と、文中にある。 恋におちる、うんうんと、頷く。 「川上弘美さんと、風花」 食べ物に例えると、何だろうかと、和食?イタリアン? 二晩考えたけど、思いつかない。 結果、24色の色鉛筆を買って、スケッチに行きたくなった。
2008年05月22日(Thu)▲ページの先頭へ
モモレンジャー
「ジェンダー」や、「フェミニズム」
薄ぼんやりと、言葉の意味は知っているが、 世界には、聞いていると、辛さに目を背けたくなる、 胸が苦しくなる境遇の女性差別も存在するから、 決して否定はしない。 でも、あまり声高に叫んでいるのを聞くと、 す〜〜っと、気付かれないように笑いながら、 後ずさる、心が引いてしまう。 男性作家の本を続けて読んでいて、気が付いた。 大体において、女性の容貌に対する形容が一緒、で、 「こういう外見、性格が好きなのね」と、 作者の女性の好みが、窺える。 因みに、垣根涼介さんは「顎の鋭角的な顔」が、 男女問わずに好きらしく、よく出てくる。 添え物の女性だからなのか、美女と言う表現も、好きらしい。 私の読んでいる本の範疇で、なのかも知れないが、 女性作家の書く、女性の外見の表現は、 「美人」と一括りにはされずに、外見だけでなく性格その他も、 具体的に掘り下げているように思える。 飽くまでも個人的な、見解ですが。 「秘密戦隊ゴレンジャーも、4人の中に一人だけ、 女性のモモレンジャーが添え物で、入っているでしょ。 ドラえもんだって、女の子がしずかちゃん一人でしょ!」 と、言われて「そうだな」と、 「いつだって、女性は添え物としか存在がないのよ!」と、 ヒステリックに、声高に叫ばれて、ゲンナリしたけど、 あのドラマも、そっちのドラマも、思いだしてみれば、 指摘されれば、そうだなと、納得した事があった。 ジェンダーのあの先生!この本読んだら、 怒り狂うだろうな〜と心の中で、ほくそ笑みながら、 垣根涼介さんの「ヒートアイランド」を、今、読んでいる。
2008年05月21日(Wed)▲ページの先頭へ
垣根涼介「午前3時のルースター」
出会いは・・・、多分。
暫くの間、雫井脩介を読み漁っていた。 アマゾンで、次なる雫井脩介の本を探していたら、 「この本を読んでいる人は、こんな本も読んでいます」と言う、 アマゾンお得意の、世話焼きをされて、出会ったような気がする。 そして、「君たちに明日はない」 題名に惹かれて、レビューに惹かれて、 垣根涼介を読むようになった、が。 「君たちに明日はない」リストラの面接官の話。 つまらなくはない、けど、ね〜え、ピンとは来なかった。 恋愛絡みに話が進むからなのか、 主人公が好きではないから、なのかは分からないが、 ん〜、主人公に、感情移入できない。 でもそう言いながら、AMAZONで、他の本を探す。 レビューを読んで、ここは一番、 著者の得意?とする、バイオレンス?に行こうと、 「午前3時のルースター」を買う。 最近興味を持ち始めた、ベトナムを主舞台としている。 寝なくてはと思いつつも、「うんうん」と話に乗せられて、 気が付くと、一番鳥の鳴く午前3時、結構睡眠不足、でっす。 ドキドキしながら、乗せられてしまうのですよ、 引きずられてしまうのですよ。 読後3日後くらいには、「甘いな!」とも「夢だな」とも思うのだけれど、 読んでいる最中は、夢中になる、なった、乗せられた。 続編の「ヒートアイランド」も、買ってある。 このまま一気に「ワイルド・ソウル」まで行くであろう、勢いです。 なんだ〜、垣根涼介、結構、好きなんじゃない、ほほ。 色恋は余りなく、登場する女性は、大抵、美女。 美人の表現よりも、美女です。 女性よりも、車好きの男性に、お勧めですか、ね。
2008年04月25日(Fri)▲ページの先頭へ
「ドラゴンフライ」&「ああ〜ん あんあん」
室井佑月さんって、テレビでお見かけする姿からは、
まあ、ちょっと、知性とか教養とかは、余〜り感じられず。 ほら、人間って、自分にないものに、 知性と教養とかに惹かれる、じゃない? おのずと、作品に付いても、まるで興味がなかった・・・。 偶々手に取った、女性誌に掲載されていた掌編を読んだ時に、 「ふうん、へえぇ〜、面白い感覚だな」の感想を持ち、読んでみたくなる。 どんなのがあるかな、で、AMAZONのレビューを読むと、 「ダメかな、私には。ちょっと、付いていけないかな」で、 AMAZONで買う気にはなれず、保留状態が長く続いていた。 神奈川に帰った時に、読む本がなく駅前の本屋に立ち寄ると、 室井さんの「ドラゴンフライ」(文庫本)に、出会う。 読みだしの文章に、1ページくらいを読んでから、 「あ、良いな、買おう」で買い、そして、帰りの電車の中で、読み漁る。 長編には違いないが、スキっと読める厚さなので、一気読み。 「ドラゴンフライ」は、覗き見感覚、疑似体験感覚で楽しめ、 「ああ〜ん あんあん」(文庫本)は、 「anan」に連載していた?エッセー、らしい。 決して、何があっても、 上品ではないけど、元気になれるし、最後の最後、 後書きに泣き笑いがまじり、「負けるなよ〜」と、 室井さんにエールを送れるようになる。 強さが欲しい時、元気になりたい時に、 風に向かって立つ!!!時に、お勧めの2冊です。
2008年04月12日(Sat)▲ページの先頭へ
襟を正す・・・「楽園」から。
「作者は、この中で何を言いたかったのか?」
詩や小説を取り上げた国語の授業では、教師はいつも、 上記のように問いかけた。 ちょっと目を逸らし、 「そんなの、本人じゃないから、分からない!」と、 内心、苦々、イラつき、思っていた記憶がある。 教師が滔々と説明する「作者の言いたかったこと」を、 「本当は、違うんじゃないの、本当は!」とも思っていた。 本を読むのは好きだけど、読後感想文を書くことは、嫌いだった。 「楽園」先を読みたくて、読みたくて、 「流覧十過は熟読一過に如かず。」 分かっているけど、先を読みたくて、そして読み終えた。 でも、 物語も終盤近く、第11章に出てきた言葉「襟を正す」 で、目が止まり、その部分を繰り返し読んだ。 「言い訳が多かったから、かしら」 「何でもかんでも自分が自分がと自己主張するくせに、 悪いことや拙いことだけ他人や社会のせいにするなんて、 正しい日本人の考え方じゃありません。 輸入物の思想です。 昔から、日本人は、我が襟を正すという生き方をしてきたんです。」 輸入物の思想かどうかは、日本人がどうかは分からないが、 「襟を正す」と言う言葉に、心惹かれた。 筋立ても面白く、文章も読み易く読後も爽やかで、 とても楽しめたけど、 この「襟を正す」の言葉を、文章を読んで、 「楽園」を読んで良かったなと、思った。 人生も始まったばかりの10代の人間が、 親の年代の書いたものを理解出来るわけないと、今は思う。 10代には10代なりの解釈があり、 親には親の年代の解釈があって良いと思う。 後に読み返して、感じることが違うのも、人生かな。 国語の授業がない今は、 感想のみ、感想だけ、を書く、 読後感想文を書くのが好きになった。
2008年04月10日(Thu)▲ページの先頭へ
読中感想文 楽園
眠りに付く前に読む本は、柔らかく軽い文庫、
短編で明るい内容を、好んで読む。 長編は、「此処まで」と切れずに、 何時までも読んでしまうので、避けている。 「楽園」単行本、しかも、上下巻。 本屋さんに並んでいると、目が合うけど、 読みたいのだけれど、気が付かなかった振りをして、 すっと目を逸らして、本の前を通り過ぎていた。 文庫になったら読もうかな、と思っていたけど、 待ち切れずに買ってしまって、読んでいる。 かつて読んだ「模倣犯」を思い出しながら読むので、 頭がすっきりと冴えて、中々、眠れなくなる。 私の好きな、予想外の展開だけど、静かに物語が進む。 やっぱり、宮部みゆきさんはすごいな〜と思いながら、 そして、睡眠不足の日々は更に、続く。
2008年03月17日(Mon)▲ページの先頭へ
ファンタジーノベル大賞、んで、
「ファンタジーノベル大賞受賞作!」
ふぁんたじぃっ、ふぁんたじぃーノベル大賞、 頭の中で、閃光が光ったけど、え〜〜〜っと、なんだっけ? 古くなって、引き出しにくくなった頭の中の引き出しを、 板が反って立てつけの悪くなった引き出しを、 ガタガタ、よいしょっと、引き出してみた。 第一回ファンタジーノベル大賞受賞 酒見賢一「後宮小説」 面白かった、文句なく、面白く引き込まれた小説。 奇想天外、冒険小説にも似た、わくわくの物語。 その後、アニメになったけど、アニメじゃああねえ〜〜〜〜。 あの時の「目、キラキラ」が甦る。 きっとこれも、絶対に、絶対に、絶対に、 心躍る、目キラキラと、思い込みの激しい私は、思いこむ。 そして、思惑と共に、本を手にしてレジへ進む。 その本の名は「太陽の塔」森見登美彦著。 読み進み、読み進む、読み進んだけど、 う〜〜む、つまらなくはないけどね、 なんでこれが、ファンタジーノベル大賞受賞なのか、 は、分からないまま、読み終わる。 同時に買った「とっても不幸な幸運」畠中恵 著。 自分の好みとしては、こちらの方が、 ファンタジーノベル大賞だなと、勝手に・・・思う。 あれ、間違えて思いこんで買ってしまった?と、 畠中恵さんの著書略歴を見ると・・・「しゃばけ」で、 ファンタジーノベル大賞を受賞しているとある。 あ〜〜、んだね、ほほほ、ふぁんたじい、だよね。 映画は「コメディー、ファンタジー、ジャッキーチェン」 郵便番号の無い、おとぎの国の5丁目に住む私の、 読後すっきり、幸せな気分になる、 ハッピーエンドがお好きな方には、お勧めの1作、です。
2008年02月22日(Fri)▲ページの先頭へ
読後感想文「御社の売りを・・・」
煽るような題名の本は、余り好きではないのですが・・・。
「この人の言うことは、間違いがないので、 聞いておこう」と思っている人に、 御社の「売り」を、小学5年生に15秒で説明できますか? という題名の本を、勧められた。 あの人が言うのだからと、読んでみるかと、 誘われるままに、アマゾンに行ってレビューを読み、 殆どの人が、「分かりやすい」「納得した」「目うろこ」 の意見なので、購入を決める。 でも、買ったのは、青山ブックセンターです。 何故、小学5年生なのか、何故15秒なのかを、 「そうか〜、そうなんだ〜」と納得させてくれ、 且つ、「だ、よ、ね!」と、軽く頭も叩いてくれた。 難しいことは、書いていない。 訳の分からない、横文字も入っていない。 それこそ、 「小学5年生に」分かるように、書かれている。 そして、多分、書かれている事は、 どの業種でも当てはまることだと思う。 実例を挙げて、説明してくれるので、 頭の中にも入り易い。 私は、早読み、雑読み、拾い読みなので、 簡単に、読み終わりましたが、 「流覧十過は熟読一過に如かず。」 只今は、ポストイットを片手に、 2度目の読みに、入っています。 アマゾンのレビューにも書いてあったけど、 「手元に置いて、取って置く本」 私にとっては、バイブル本。 「HPで、迷える子羊」に、お勧めの一冊、です。 祥伝社新書 税抜き ¥760
2008年01月23日(Wed)▲ページの先頭へ
読後感想文「みるみる美肌小顔」
個人的には、女性は「赤ちゃんの顔に近い」
年をとっても、老けない丸顔が一番得だなと、思っている。 但し、もったりとした顎のラインや、 2重顎にさえ、ならなければとの、注意が付くけど。 顎が尖り、目が大きくなる、 美味しいフェイシャルのオプションが、人気です。 ご自身でもやっていただくと、効果が長持ちします。 一般人向けの「リンパマッサージ」の本を買った。 難しいことを書いておらず、図解しているし、 副副題名に「くび、おなか1分間マッサージ」 と書いてある。 頑張ると続かないけど、1分間なら、続く、だろうし、 覚えやすいと思い、本を貸し出そうと思っていたが、 「本を読みながら、やる、かな?」と考え、 抜粋して、コピーをして、パウチして渡すことにした。 ので、当店のお客様は、購入の必要はありません。 ご自分で出来る方にはお勧めします。 「みるみる美肌小顔 リンパ・サラサラ・ドレナージュ」 くび、おなか、1分間マッサージ 講談社 田中智子著 ¥1,200
2008年01月22日(Tue)▲ページの先頭へ
ミステリー傑作選「犯人たちの部屋」
ミステリー傑作選 日本推理作家協会編、
このシリーズの醍醐味は、未知の作家と出会える事。 「ザ・ベストミステリーズ2004」の分冊文庫版、 「犯人たちの部屋」を読んだ。 名前を聞いたこともない作家もいれば、 聞いてはいたけど、題名、名前で判断して、食わず嫌い?で、 手を出していなかった作家もいる。 死人の出ないミステリー好きの私としては、 この短編集は、収録されている1編1編が、 すべて、面白い、大当たりだった。 「食わず嫌い」だった、有栖川有栖さんの、 「蕩尽に関する一考察」、 はじめて名前を知った、松尾由美さんの、 「走る目覚ましどけいの問題」は、ほのぼのと楽しめ、 「ラストドロー」え、これって、石田衣良さんなんだ、 へえ〜、の以外性もある。 有栖川有栖さんを、追いかけ始め、 今は2冊目に、突入しています。 解説でも書かれている「予期せぬ出会い」の そうね傑作選の名に恥じない、 美味しさ満載の、お勧め短編集、でした。
2007年12月27日(Thu)▲ページの先頭へ
「30歳からの食事学」を、読みながら
「ポーチドエッグ」の作り方を探していて、
不健康長寿をなくす「30歳からの食事学」と言う本に、 出会った。以前読んだことのある、 「たたかわないダイエット」の、著者が書いた本と知り、 興味を持ち、購入したが、 残念ながら、ポーチドエッグの作り方は出てこない。 食事には、美味しい、不味いだけでなく、興味がある。 え〜、今はお休みしているが、何年か前までは、 食物を学んでもいた。 理由は「健康に良いことは、須く、美容に良い」と、 考えているからです。 著者は、 「良い食事とは、どんな食事ですか?」と良く聞かれるがとして、 一言で言いつくせないけれど、聞く人は、 一言で答えて貰いたがっているので、一言で答えると、 「食べた後、ゆったりした気分になり、 じわじわエネルギーが、湧いてくる料理」と、 答えるようにしていると、書いてある。 「最小限の加熱が、料理の味をアップさせる」の項がある。 以下引用、です。 良い食事には、きゅうりもみ、大根おろし、カブ酢、トロロ、 あるいはサラダといった、生のものが必ず入っている。 加熱調理したものでも、加熱が浅い。浅いと言うのは、 不足の意味ではなく、最小限あるいは適正の意味。 最小限の加熱は、多くの場合、適正な加熱なのだ。 最小限の加熱をした時に、材料の味が最大限に守られて、 一つ一つの素材の味が楽しめる料理が出来る。 読んでいて、思いだしたのは、 油で炒めて、味付けをして、火を止める、好きな筑前煮。 そうよ、牛蒡が牛蒡の味として、 人参が人参の味として残るのが、筑前煮だわと。 あ、でも、そういえば・・・、何か、 すぐに火を止めて美味しい料理が・・・、 あった気がするけど、何だっけ? 親族の賄いと呼ぶ、料理上手な叔母が、 南瓜を煮るのを見ていた時に、 (教えてくれないので、傍に付いて見ていた) 叔母は、予測よりも早くに、火を止めた。 「えっ、もう火を止めちゃうの」と聞くと、 「南瓜に火が通れば良いの! いつまでも煮ているとグズグズになる」 たしかに、いつまでも煮ていた・・・、 だから、べちゃべちゃ南瓜になっていた。 秘伝を盗み見して以降は、 叔母の煮方を真似し、ほこほこの南瓜になっている。 最小限の加熱は、確かに、素材の味を損なわない。 はい、ガッテンで、納得です。 読み終わった頃には、途中の事を忘れる可能性が大、 なので、読書中感想文として、書いてお知らせします。
2007年12月22日(Sat)▲ページの先頭へ
読前感想文「病気に強い人、弱い人」
「私の家内の顔は汚いですが、
我が家の台所は、もっと、汚いです。 よって、弱い菌の*O―157は死滅してしまいますので、 我が家の台所では、O−157の発生は、ありえません!」 *O−157の説明は、下記参照 誘われてお付き合い気分で出かけた、皮膚科のセミナー。 「あったま、悪いから、聞いてもね、分からないよね」と、 寝ないように、寝ないようにと、頑張ろうと思っていた。 東京医科歯科大学医学部名誉教授で、 熱帯医学・寄生虫学で、有名な、 藤田紘一郎先生の講演は、冒頭から、大爆笑の渦。 何百回、何千回同じことを言っているのだとは思うけど、 お呼びが掛った年齢の方が多い、名誉教授に、 若くして(68歳)なるくらいだから、人を惹きつける、 ツカミがうまい。 引き込まれて、あっという間に講演は終わった。 今、この藤田先生の、 「病気に強い人、弱い人」と言う本が売れているらしい。 買おうか迷って、ネットで検索すると、広告には、 免疫力が強い、健康長寿者の共通点として、 ・よく笑う ・便の量が多い ・手を石鹸で洗わない ・体臭がある ・海藻を食べる ・冷たい中硬水を飲む ・小太り ・汗をたっぷりかく ・野菜を食べる ・よく歩く ・朝日を浴びる ・抗生物質を飲まない と、書いてあった。 早起きが苦手なので、 朝日を浴びる、が、自信がないけど、 他は、守れるかなと、読まなくていいかとなった。 *O−157は発展途上国には存在しない。 大腸菌をいじめてきた、 綺麗・きれいな社会に存在する菌で、 O−157は毒素産生に力を向けているので、 生きるためにはとても弱い菌です。 O−157をインドネシアに持って行っても、 雑菌がいっぱいいるところではやられてしまうので、 O−157は、死滅してしまうとのことです。
2007年10月14日(Sun)▲ページの先頭へ
蒼穹の昴
1996年の、刊行当時に読んだので、細部は忘れている。
細部、どころか、主人公の名前も、忘れていたけど、 「読んだ方が、良い本」と「読まなくても良い本」の、 分類から言うと、「絶対に、読んだ方が、良い本」とだけは、 今でも、覚えている。 浅田次郎さんご自身も、 「この小説を書くために、小説家になったのだと思う」と、 仰っているらしい。 自他共に認める、浅田次郎さんの、最高傑作なのだと思う。 続きを、先を読みたくて、往復3時間半の通勤時間を利用し、 又、就寝前にも、貪るように、読んだ。 占い師に、「蒼穹の昴」となる星に、生まれついたと言われ、 その言葉を信じて、宦官を目指し、道を切り開く。 物語の終り近くで、占い師が、 「昇っていく、星のもとに生れたわけではない」と、 「一生、不幸な星の下に生まれついた」 主人公を慰めるために、鼓舞するために、 嘘をついたと、告白をする。 目指さなければ何も始まらなかった。 小説だから、作りものなのだけれど、 主人公が、己の星を信じて、突き進む、 時代をうまく使った、壮大な「小説版プロジェクトX」 泥まみれになろうとも、目指す、が、 ポジティブな私は、気に入っている。 本屋さんで、文庫になった本を見て、 更に、お勧めの作品です。
2007年09月24日(Mon)▲ページの先頭へ
池袋ウエストゲートパーク
池袋ウエストゲートパーク文庫、全6冊、
最新刊の「反自殺クラブ」まで、完読しました。 ミステリー短編集に入っていた、 「キミドリの神様」を読んでいて、 「池袋ウエストゲートって、ドラマね、 今だったら、主役級ばかりが、脇役で、 出ているんだよね。 長瀬君に、窪塚君に、加藤あいちゃんや、 坂口憲二君まで出ていて、面白いから、見てみて!」 と言われているドラマ、 池袋ウエストゲートの原作、って言うのだな、と気がつく。 何冊か本で読み、そして、ドラマを借りて見る。 厚底靴のあいちゃんが、幼く、長瀬君が、少年っぽい。 途中から、ドラマ化されていない部分でも、 私の頭の中では、誠が長瀬君になり、サルが妻夫木君で、 本の中で、喋っている。 女性と出会っても、最後には、 必ず女性との別れが待っている誠は、 石田衣良さんの描く、池袋の寅さん。 ちょっと、誠ファン、長瀬君ファンになったかな。 PHSが携帯になり、時代は変わっても、 切れの良いところで本を閉じられる短編、 適度なハラハラと、心がささくれ立たない程よい刺激、 読後の爽やか感が、睡眠薬代わりに、最適でした。 さ〜て、今度は、何を読もう。
2007年09月15日(Sat)▲ページの先頭へ
反省を読んで、「裁判沙汰」という言葉。
「国家の罠」を既に読んでいたので、
概要が頭にあり、すらすらと、先に進んだ。 写真付なので、「この人が、こういうことをするのね」と、 また、ここまで、書いて大丈夫?と、余計な心配もする。 渦に、巻き込まれた人の、反省と、警鐘の本。 中で、一番記憶に残った言葉は「裁判沙汰」 司法と行政が一体となった「お上」が裁判をする。 「裁判沙汰」という言葉があって、 世間にも裁判になるヤツは、悪人だという、 思い込みがある。 起訴されたものは、99.9%有罪になると書いてある。 人間は、自分を基準に、考える。 悪いことをしている人は、人は、悪いことをするものと考え、 悪いことをしていない人は、 人も悪いことをするものとは思わない。 足元をすくわれる危険のある方、 「へえ〜、この人が、赤ちゃんプレーの人なのね」と、 下世話な話が好きな方には、お勧めです。 映画や、テレビなどで見ていて、 陪審員制度が、導入されると、やっかいだなと、 考えていたが、少し、考えを改めた。 反省を読んでの、反省でした。
2007年09月08日(Sat)▲ページの先頭へ
「国家の罠」
「人は、人。我は、我。」と、思っている。
なので、ベストセラーと言われ、呼ばれる本には、 売れているからと言って、あまり興味を示さない。 「面白いから」と言われて、借りた「国家の罠」 「どこが面白いのだろうか?」と思いつつ、読む。 貸主に「面白いでしょう!」と、言われるが、 「う〜ん」と、答える。 高村薫の「照柿」を、4日で読み終える私、 桐野夏生と、乃南アサは、一晩で読み終える、 面白ければ、寝ないでも読む、すぐに読み終わる。 「そのうち、面白くなるのよ!」と言われて、 いつか、どこかで、大逆転。 面白くなるのだろうと、思いながら、読む。 ノンフィクションは、読みにくいこともあり、 最長不倒記録樹立の、1年半くらい借りて、 同じところを、行きつ、戻りつしながら、 工夫して、工夫して、読んだ、読み終えた。 参考文献は、外務省の、 政務次官だとか、事務次官の写真入りの本、 「反省、私たちは何故、失敗したのか」 この本を手にしてから、読み進められるようになった。 「あ〜、この人なのね」と、写真を何度も見ながら、 人をイメージし、読んだ。 終り近くになり、全体像、話の骨子が分かった頃には、 面白いと思って読んだ。 読んで良かったかと聞かれたら、「はい」と答える。 事件当時、頭に、ふとよぎった、疑問、 忘れていた、疑問、謎が、解けた。 個人の側から書かれた本なので、一概には言えないけれど、 こういうことだったのか!が、分かった。 若くして亡くなった従姉妹の連れ合いが言っていた事。 「世の中で騒いでいる事の裏側には、 隠さなければいけない真実がある」 という、言葉を思い出した。
2007年08月08日(Wed)▲ページの先頭へ
国家の罠と反省と、私の反省。
「面白いから、読んでみて」と貸して貰った、
国家の罠を、読み続けている。 「面白いでしょ!」と、言われたけど、 なかなか、読め進めない。 何で読めないのか、と考える。 時代がつかめないのかと、高校の参考書、 「新詳世界史図説」まで、取り寄せて読むも、 ページは進まず、借りたままになっていた。 麻布台近辺に行く用事があり、 ロシア大使館の前を良く通る。 大使館を通り過ぎながら、 「あ〜、佐藤優、国家の罠、読んでいない」と、 思い出し、胸がチクチク、する。 何故、読み進めないのだろうか?を、 再び、真剣に考え始める。 他国、特に、中国、韓国、ロシアの本は、 人名が覚えにくい。 そういう本を読む時には、登場人物、系譜、 を書いたしおりを、作って読んでいた。 日本物と思って、侮っていたかもしれない。 ロシアの名前、イスラエルの名前、覚えられない。 ここは、しおりを作らねば、と思った頃に、 何処で見たのか忘れたが、 「反省 私たちはなぜ失敗したのか?」を見つける。 「本書に登場する外務省官僚の実名&写真付録」付き。 これだ!と、飛びつく、買おう。 青山ブックセンターで聞くも「在庫なし」で、 アマゾンで取り寄せる。 本の表紙は、吉本の芸人のように見える、 佐藤優ちゃんと、鈴木宗男ちゃんが2人で写っている。 「反省」の付録を捲りながら、再び、三度の挑戦で、 「国家の罠」を読み始め、「この人がこの人ね」と、 「ユーザビリティ」が良いって、言うのかしら、 理解できるようになり、 やっと、面白くなって、読み続けている。 「国家の罠」も理解できるようになる、「反省」は、 登場する外務省官僚の実名&写真付録付き、です。 大胆な事をする、出版社は「アスコム」 今回は「読後感想文」ではなく、 読中感想文、でした。
2007年07月03日(Tue)▲ページの先頭へ
おじいさんの内緒
本を貸したり、借りたり、貰ったり、している。
気に入った作家は、読み尽くす。 そして次なるターゲット、次なる作家へと、移って行く。 借りた本、貰った本は、自分の選ばない作家や、 未知の分野の本があるので、「へえ〜、」の出会いが、 新鮮だったりする。 休みの日の習慣となった「ブックオフ」で、 日本推理作家協会編集の、傑作選を買った。 長編も好きだけど、眠い目を擦りながら、 寝なくちゃと思いながら、朝まで読んでしまい、 これが、寝不足の原因になる。 短編集なので、この一編で、寝ようと思える。 「この人、知らない。へえ、こんなものを、書くんだ」 が、約半分。 知らない作家なので、予想外、が、面白い。 本を読むのは、子供の頃から好きだった。 貪るように本を読む。文芸書だけでなく、 本と言うものは、漫画も認めてもらえ、買って貰えた。 が、読後感想文は、嫌いだった。 小学校や中学校の国語の授業では、 「作者は、何を言いたかったのか?」と、教師が問う。 心ひそかに「作者じゃないから、分らない」と思っていた。 「作者が訴えたかったのは、・・・です。」 心密かに「そうかな?」と、思っていた。 「行間を読むのです」とかも、言われていた。 人が死ぬミステリーは、余り好きじゃない。 佐野洋さんや横山秀夫さんの書くような、 人の心の謎解きミステリーが好き。 「罪深き者に罰を」と題した、日本推理作家協会編の、 ミステリー傑作選42。 この中に「おじいさんの内緒」という、短編がある。 戦時中の話が、重そうだなと、最初は手を出さなかった。 初めて読む作家「奥宮和典」さん。短編集の最後に読み、 そして、読み終わっても「?」何、何、何だろう? 話の最後の最後に、謎解きがあり、笑った。 読み終えて、この人も、私と同じような、 国語教育を受けたのかなと、思った。 ブログを書き出して、嫌いだった読後感想文を、 散々、書いている。 |
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カレンダ
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